日 時: 平成25年10月19日(土)14:00〜16:00
会 場: 宇治おうばくプラザ1階 きはだホール
定 員: 300名
防災研究所 准教授 大見士朗
京都大学は、1958年に中尾佐助先生がブータン王国に入国した最初の日本人として記録されて以来、多くの学術調査隊を派遣するなど連綿と同国との関係を継続しており、現在は、大学をあげて同国との研究・教育・社会貢献のイコールパートナーシップを目指すプログラムを推進しています。これに関連して、我々は、同国の社会の安全に貢献すべく、自然災害、とりわけ地震災害の軽減を図るためのプロジェクトを手探りで立ち上げつつあります。講演では、同国の歴史や現状を交えながら我々の活動を紹介します。
生存圏研究所 教授 矢ア一史
植物というと花壇の花を思い浮かべる人が多いと思いますが、私たちの生活は驚くほどたくさんの植物に支えられています。ご飯や野菜はもちろん、牛肉でさえ牛が草を食べて作った体が原料ですが、さらには生活を彩る数多くのものが植物に支えられています。例えば、化粧品に使われる芳香、上手に使えば料理がグンとおいしくなるスパイスやハーブ、ホッと一息に欠かせないお茶やコーヒー、天然色素で染めた衣類、さらには健康維持に役立つ天然薬品まで我々の生活は植物のパワーに支えられています。そんなすごいパワーを紹介します。
エネルギー科学研究科 教授 中村祐司
最近、プラズマ・ディスプレイなど「プラズマ」という言葉をよく聞くようになりましたが、プラズマって何でしょう。プラズマは固体、液体、気体に次ぐ第四の物質状態であるといわれ、地球上では珍しい状態でありますが、宇宙を見ると物質の99%以上はプラズマ状態にあるといわれています。この講演ではプラズマとはどういうものか、身近な例を挙げるとともに、私たちの暮らしの中でどのように利用されているのか、将来の展望を含めて紹介します。
化学研究所
エネルギー理工学研究所
生存圏研究所
防災研究所
大学院農学研究科
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